保険相談キャンペーン

生命保険の先生 TOP > 生命保険の基礎知識 > 特約の種類 > 傷害特約

傷害特約

  • 不慮の事故から180日以内に死亡すると災害死亡保険金、所定の身体状態になると傷害給付金が支払われる
  • 180日以内に症状が悪化すれば災害死亡保険金額を限度として差額が支払われる
  • 災害割増特約に比べて給付条件が緩く、免責条項の対象外となっているので傷害特約がおすすめ

傷害特約とは

生命保険の傷害特約は、不慮の事故や所定の感染症が原因で亡くなると死亡保険金に上乗せして災害死亡保険金が支払われる仕組みになっています。また不慮の事故が原因で所定の身体障害状態になった時は、障害の程度に応じた障害給付金が支払われます。

身体障害

この不慮の事故の定義は保険会社によって多少違いますが、急激かつ偶発的な外来の事故となっており、持病などの疾病が原因で死亡・身体障害状態になった場合は保険金支払いの対象外となります。

    不慮の事故の例

  • 地震・津波など自然および環境要因による不慮の事故
  • 自動車交通事故
  • 鉄道・水上交通機関・航空機事故
  • 医薬品や有害物質による不慮の中毒
  • 転落や溺水・窒息などの不慮の事故

傷害特約の特徴

傷害特約の支払い対象となる不慮の事故については各保険会社の約款上に明記されていますが、支払事由にも次のような条件があります。

    主な支払事由の条件

  • 不慮の事故が発生してから180日以内に特約の保険期間内で亡くなった時
  • 不慮の事故が発生してから180日以内に特約の保険期間内で所定の身体障害状態になった時
  • 特定の感染症により特約の保険期間内に亡くなった時

支払事由の条件として、不慮の事故が発生してから180日以内かつ特約の保険期間内と決められています。また特定感染症には、コレラ・腸チフス・細菌性赤痢・腸管出血性大腸菌感染症・ジフテリアなどがあり、ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入し増殖することで、発熱や下痢などの症状を起こします。

これらの特定の感染症が原因で、保険期間内に亡くなった場合は傷害特約の保険金の給付対象となりますが、亡くならずに高度障害状態になった場合は保険金は給付されません。

また一般的に死亡保障の「高度障害保険金」や災害割増特約の「災害高度障害保険金」は、不慮の事故が原因で「両眼の視力を全く永久に失う・両下肢とも足関節以上で失う」などの非常に重度の身体障害状態になった場合にしか適用されず、保険会社所定の第1級障害状態にならないと保険金は支払われません。

しかし、傷害特約では身体障害状態の等級が6段階に分けられており、その等級に応じた給付割合の保険金が支払われます。

身体障害給付割合表
等級給付割合身体障害状態の例
第1級10割・両眼の視力を全く永久に失ったもの
・両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
・両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
第2級7割・1上肢および 1下肢の用を全く永久に失ったもの
・10手指を失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
・両耳の聴力を全く永久に失ったもの
第3級5割・1眼の視力を全く永久に失ったもの
・10足指を失ったもの
・脊柱に著しい奇形または著しい運動障害を永久に残すもの
第4級3割・両眼の視力にそれぞれ著しい障害を永久に残すもの
・1上肢(または1下肢)の3大関節中の1関節の用を全く永久に失ったもの
・10足指の用を全く永久に失ったもの
・1足の5足指を失ったもの
第5級1.5割・1上肢(または1下肢)の3大関節中の2関節の機能に著しい障害を永久に残すもの
・耳の聴力を全く永久に失ったもの
・鼻を欠損し、かつその機能に著しい障害を永久に残すもの
第6級1割・1上肢(または1下肢)の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を永久に残すもの
・手の第1指(母指)および第2指(示指)以外の1手指または2手指を失ったもの
・1足の第1指(母指)を含んで3足指以上の用を全く永久に失ったもの

  

例えば、不慮の事故に遭い両眼の視力を全く永久に失うなどの障害等級1級に認定された場合、主契約の定期保険に傷害特約を付加していると、定期保険から死亡保険金額と同額の高度障害保険金が支払われ、さらに傷害特約の保険金額の10割が支払われます。

しかし主契約の保険金が支払われると主契約・特約ともに保険の契約は消滅するので、その後亡くなっても死亡保険金は支払われません。

一方で不慮の事故が原因で両耳の聴力を全く永久に失った場合は、障害等級が第2級のため高度障害状態には認められず、主契約の定期保険から何も支払われませんが、傷害特約から保険金の7割が支給されます。

傷害特約は1,000万円を上限としている保険会社が多いので、仮に傷害特約の保険金額が1,000万円であれば7割の700万円が支払われることになります。保険金の一部が支払われた後も契約は継続され、同一の不慮の事故が原因で事故発生から180日以内に亡くなった場合は、残りの300万円が災害死亡保険金として支払われ特約は消滅します。

傷害特約と災害割増特約の違い

特約名称傷害特約災害割増特約
保険金
給付金
災害死亡保険金傷害給付金災害死亡保険金災害高度障害
保険金
支払い事由・不慮の事故で180日以内に亡くなった時
・所定の感染症により亡くなった時
・不慮の事故で180日以内に所定の身体障害状態の第1級~第6級に該当した時・不慮の事故で180日以内に亡くなった時
・所定の特定感染症により亡くなった時
・不慮の事故または所定の感染症で180日以内に高度障害状態(身体障害状態第1級)になった時
支払い額災害死亡保険金障害状態により災害死亡保険金の1~10割災害死亡保険金災害死亡保険金
支払い限度災害死亡保険金額の10割
(通算)
免責条項の対象対象外災害の規模によって
対象となる

この2つの特約は不慮の事故が原因で身体障害状態になった場合の保険金の支払われ方に違いがあり、傷害特約は災害割増特約よりも身体障害状態の等級の幅を広めて保険金が給付されやすくなっています。

またどちらの特約も所定の感染症が原因で亡くなった場合は災害死亡保険金が支払われますが、災害割増特約では高度障害状態(所定の身体障害第1級)または亡くならないと保険金は支払われず、傷害特約では所定の身体障害状態になっても支払い対象とはならずあくまでも亡くなった場合のみ支払われることとなっています。

したがってどちらの特約にしようか迷われた場合は、身体障害状態の程度により給付金が支払われる「傷害特約」を選ばれることをおすすめします。

参考URL:第一生命『傷害特約D

保険のプロであるFPが生命保険について分かりやすく解説!無料出張も◎

↑↑↑ 保険見直しラボでは選べる選べるギフトをプレゼント中! ↑↑↑

この記事やサイトをお友達とシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加